金利の影響もとても受けやすいものです。
その金利と株価というものは、まるでシーソーのように、金利が
上がると株価は下がり、金利が下がると株価が上がります。
どうしてこのようなことが起こるのかといえば、金利が高くなると、
株式投資のようにリスクの高いものより、預貯金や債権などの
ようにリスクの少ないものに人気が集まります。
これとは反対に、金利が低くなると大きなリターンを期待できる
株式投資の人気が高まるものなのです。
また、公定歩合の引き下げは、市場に出回る通貨の量が増えることに
なります。
そしてその一部が株式市場に流入すると、買い注文が増えることに
よって、株価も引き上げられます。
これに対して、公定歩合の引き上げなどが行われると、買い注文も
少なくなり、株価が下がる傾向が顕著になります。
特に株価が上がったのは、バブルと呼ばれた1986年〜1989年
で、平均株価は従来の3倍近くまで上昇しました。
この時代は、金利の引き下げにより多くのお金が出回り、より有利に
資金運用するために、企業や個人投資家などが株を買いに走り回り
ました。
その結果、株価はまるで「泡」のように膨らんで、急激な上昇を
繰り返しました。
しかし、金利が上昇した1990年代以降は、株が一斉に売りに
出されていきました。
その結果、バブルは「泡」がはじけるように崩壊し、株価の下落が
続きました。
このように金利と景気や株価には、密接な関係があるのです。
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